カーリース契約満了時の対応は?
契約期間は3年や5年等と選択できますが、この期間が終了した時点で、借り手側は以下の選択肢の中から選ぶことができます。新たに新しい車に乗り換え、再契約することも可能ですが、今回は次の項目の詳しい内容を紹介していきましょう。
1)リース期間の延長(今の車の契約期間を延ばす)
リース期間を延長することはもちろん可能です。再度契約が必要となってきますが、今のリース時の残価から今回の残価を差し引き、そこに諸経費、メンテナンス料、金利もろもろなどを足した金額を次の契約延長期間で割った金額が、月々のリース料金となるのが一般的です。
2)買い取り(残存価格を支払い今まで乗った車を購入する)
リース満了後の対応として、買い取りと言う方法がありますが、リース会社によってはこの方法を選択できない場合があるので、注意が必要です。始めの契約時にしっかり確認しておく必要がある項目と言えるでしょう。
買い取りができる場合は、設定の残存価格で買取することができます。ですが、その他に名義変更に伴う諸費用や自動車税、自動車リサイクル料金も必要になってきます。もちろん、車両や税金には消費税も掛かってきますので、その税分も含めた金額となります。
3)契約終了(車を返す手続きをする)
契約終了となる場合、設定されていた残存価格と今の車の査定額の差額を清算することになります。今の査定額が残存価格より高い場合には、その差額分を支払ってもらうことができますが、査定額が残存額より低い場合には、その差額分を支払う義務が出てきます。すべての清算が終了して、ようやく契約終了となります。